コンテンツにスキップ

🎮 シンプルな選択肢と分岐を作成する

このチュートリアルでは 前章(音声を動画のように見せて字幕を付ける) で作成したプロジェクトをそのまま使用します。
そのプロジェクトの続きとして、再生中に 選択肢 UI が表示され
選択に応じて 進行 / スキップ / 終了 の流れを制御する
シンプルな分岐システムを実装します。


🧭 全体の流れ(プレビュー)

次のような構造を作ります:

  1. トラックが特定位置で停止
  2. 画面に選択肢 UI を表示
  3. ボタンクリック →
  4. 続行
  5. 特定区間へジャンプ
  6. 終了

1️⃣ 分岐用 UI を作成する

まずは選択肢 UI を表示するための専用 UI 画面を作ります。


📌 UI 画面を新規作成

  1. 上部メニューの UI タブ を選択
  2. New UI(新規作成) をクリック
  3. 新しい UI 画面が生成されます

📌 「一時停止中も実行」オプションを有効化

トラックが停止している間も UI が操作できるよう、
UI プロパティの次の設定を 必ず有効化します:

  • Execute When Paused(一時停止中も実行)

Paused Option


1-2️⃣ 選択肢ボタンを3つ作成する

UI 画面に次の3つの選択肢ボタンを配置します:

  • アイス食べよう
  • 嫌だ
  • 終了

左側の Control Panel から Button を3回ドラッグして UI に配置します。


💡 ボタン配置のコツ

  • ボタンの Alignment(整列) を中央揃えにすると綺麗に並びます
  • テキストは Content(右側プロパティ)で変更
  • サイズやフォントは再生しながら微調整するのが最適

3 Buttons


3️⃣ タイムラインにインラインスクリプトを配置する

この分岐システムでは
グローバルスクリプトではなく、特定位置で発動するインラインスクリプト を使います。

インラインスクリプトは、
タイムライン上の到達タイミングでのみ発動するスクリプトで、
選択肢 UI を表示するのに最適です。


📌 インラインスクリプトの追加

  1. 左側スクリプトパネルで
    「ドラッグして空のスクリプトを追加」 をドラッグ
  2. タイムラインの Script Track にドロップ

Inline Drag


⏱ スクリプトの実行位置を合わせる

スクリプトブロックをドラッグし、
01:31.000(1分31秒) に正確に合わせます。

この地点で:

  • トラックが停止
  • UI が表示される

という動作になります。

Align Time


3-1️⃣ スクリプトをダブルクリックして編集

配置したインラインスクリプトをダブルクリックすると
編集画面が開きます。

ここで次の2つのアクションを追加します:


✨ ShowChoiceUI スクリプトを構築する

  1. UI Show → 分岐 UI
  2. 選択肢 UI を表示
  3. Track Pause
  4. トラックを一時停止してボタンクリックを待つ

⚠ 注意
UI を閉じても何度も開かないように、
「一度だけ実行」 を必ず ON にしてください。

one_exec

構成例:

Example


再生が 01:31.000 に到達すると:

  • トラックが自動停止
  • 選択肢 UI がポップアップ
  • ユーザーが選択可能

となります。


4️⃣ 選択肢ボタンに動作を設定する

UI の 3 つのボタンそれぞれに
クリックしたときの動作を割り当てます。

設定手順:

UI Editor → Button → Script → Click 編集


📌 Click イベント編集画面へ入る

  1. 上部メニュー → UI タブ
  2. 対象ボタンをクリック
  3. 右側 → Script セクション
  4. Click → Edit
  5. スクリプト編集画面へ

Click Edit


✔ 「続行」ボタン(Resume)

トラックを再生再開するボタンです。

追加するアクション:

  • UI を閉じる
  • トラックを再生

Resume


✔ 「スキップ」ボタン(Jump Track)

指定した時間へジャンプして再生します。

例:00:01:20.000 に移動

追加アクション:

  • UI を閉じる
  • 時間を移動する(Jump Track)
  • トラックを再生

Skip


✔ 「終了」ボタン(Exit/Stop)

プロジェクトを終了します。

追加アクション:

  • 終了する

※ 編集モードでは終了しませんが、再生時はアプリが終了します。

Exit


✨ 結果

3つのボタンは次のように動作します:

  • 続行 → UI を閉じて再生再開
  • スキップ → UI を閉じて指定時間へジャンプ
  • 終了 → プロジェクト終了

トラック停止中でも UI が操作できるのは、
UI の Execute When Paused を有効化しているためです。


6️⃣ 全体の動作まとめ

  • 分岐ポイントに到達
  • ShowChoiceUI → UI 表示 + 一時停止
  • ユーザーが選択
  • ボタンごとに処理
  • 続行 → Resume
  • スキップ → Jump Track
  • 終了 → Stop

✨ 完成

Complete

このチュートリアルで実現したこと:

  • 指定タイミングでトラックを停止
  • 選択肢 UI を表示
  • 選択に応じて異なる処理を実行
  • 簡易メニューとしても応用可能

次のチュートリアルでは
中級レベルの変数 & 条件ロジック を学びます。

👉 変数と条件ロジック